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心療歯科雑誌掲載記事(心療歯科)リラックス歯科治療


リラックス歯科治療

 リラックス歯科治療

 
よく、歯科治療が怖くて受けられないという歯科治療恐怖症の患者さんから相談を受けます。
しかし、歯科治療恐怖症であっても、歯科治療は受けなければならないのです。
そこで、岡永歯科では、痛みなどに対する恐怖心のために歯科治療が受けられなくて困っている患者さんに対して、下記のような無痛治療(リラックス治療)を行っています。

● リラックスしながら治療が受けられるように配慮した歯科治療

歯の治療が怖い、痛がりや嘔吐癖があるなどで歯科治療を受けられなくて困っている患者様には、心療歯科的な治療を併用しています。心理テストを行い、カウンセリングを行なった後、抗不安薬などの鎮静療法を併用しながら歯科治療をしています(当院は入院設備がないので、全身麻酔、静脈内鎮静法は行なっていません)。通常の場合、抗不安薬などの経口投与によって、うつら、うつらしたリラックスした状態で歯科治療を受けることができるようになります。

しかし、患者様の中には、抗不安薬などに抵抗感がある方もいらっしゃいます。そのような患者様には、無針電極刺激麻酔を使用しています。この方法だけでは、麻酔効果は不十分で通常の麻酔を併用しますが、鎮静効果が得られます。

              


また、歯を削る時の音などが気になる患者様には、ボイジャーエクセルを使ってリラックスした状態で歯の治療をしています。ボイジャーエクセルは、ゴーグルから発生する光の点滅とヘッドホンから聞こえるパルス音を利用して脳波を誘導する装置です。この装置を利用して、深いリラックス効果が得られます。

● 最新のむし歯治療

近年、科学の飛躍的な進歩により、むし歯治療の概念が根底から変わりました。当院では、“カリソルブ(化学・機械的むし歯除去システム)”と“病巣無菌化組織修復療法”という最新の治療を併用したむし歯治療を行っています。

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カリソルブは、ジェルタイプの薬剤をむし歯に塗布して化学的に溶解させ、約30秒後に手用器具を用いて除去を行う治療法です。Cのむし歯(ただし、薬剤の塗布が困難な歯と歯の間のむし歯を除く)ならば、カリソルブで麻酔なしで治療が可能です。

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病巣無菌化組織修復療法は、疾患の原因となっている細菌や、病巣中やその周囲を汚染して侵入してくる細菌を抗生剤で殺菌(無菌化)し、病巣の組織を自然回復させる療法です。

 以前は、病巣の組織は回復しないものと考えられ、すべてタービンで削って除去していました。その為、歯を多く削らなければなりませんでした。歯が痛くなるので麻酔をしなければならないし、歯髄(神経)にダメージを与えて炎症を起こしてしまうこともありました。しかし、むし歯のみを選択的に除去することが可能になり、病巣の組織が自然回復することも解ってきてので、できるだけ歯を削らないむし歯治療が可能になりました。写真のケースも、病巣の組織を一部残したまま治療しています。


そして、病巣の組織を抗生剤でコーティングしてから、詰め物をしました。表面のエナメル質しか削らないで治療したので、麻酔なしで無痛治療ができました。


このようにC2のむし歯(ただし、薬剤の塗布が困難な歯と歯の間のむし歯を除く)ならば麻酔なしで無痛治療ができるので、小児や歯科治療恐怖症でも大丈夫です。

※ カリソルブの場合、むし歯1本あたり3,000円の薬剤料が差額としてかかります。

● 心理療法

 歯科治療時の緊張が強く、治療を受けることができない患者さんに対しては、必要に応じてリラックスできるようにカウンセリングや催眠療法などの心理療法を併用しています( 抗不安薬などの薬物療法と併用する場合が多いです)。


   



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