近年、高齢化が進み、次のような症状を訴える高齢者が増えています。もしも、以下のすべてに該当する場合、老人性のドライマウスになっているかもしれません。
@ 半年前と比べて、固いものが食べにくくなった。
A お茶や汁物などでむせることがある。
B 口の渇きが気になる。

老人性のドライマウスが疑われる場合、反復唾液嚥下テストを行ない、30秒間に何回嚥下できるかを調べます。もしも、3回未満ならば、老人性ドライマウスと考えてよいでしょう。
ドライマウスの患者さんは、唾液の分泌が少なく、お口の中が不潔になります。その為、歯周病が悪化したり、むし歯が多発したりします。舌も舌苔が付いて不潔になります。その為、お口のケアが必要になります。


|